2年後の100回大会で箱根駅伝の「全国大会化」は実現する?…それでも「地方大学の予選会突破はかなり難しい」理由

 第98回箱根駅伝青学大がトップをカッコよく駆け抜けて、2年ぶり6度目の総合優勝で幕を閉じた。学生ランナーたちは1月4日から“新たな1年”をスタートしている。

【新着写真】残り1kmで…仲間の前で崩れ落ちる東海と歓喜の法政、残酷な明暗。まさかの失速した有望ランナーやシード落ち早明…箱根駅伝2022、青学の独走や吉居・田澤の神走を一気に見る

 箱根駅伝は来年2023年に第99回大会が行われ、再来年2024年に記念すべき第100回大会を迎えることになる。現在の2年生が最上級生になるタイミングだ。

 最多14度の優勝を誇る名門・中大はエース吉居大和(2年)を軸に28年ぶりの「優勝」を目指している。出場校が増枠される可能性も高いため、本格強化5年目となる立教大は86年以来の出場を果たして、箱根駅伝の常連校になるというストーリーを描く。多くの大学が「第100回大会」というメモリアルに向けて強化策を考えているようだ。

 一方で、ファンや関係者からは度々“全国化待望論”が挙がっている。2017年11月に日刊スポーツが、「第100回の記念大会となる2024年1月の箱根駅伝で全国化を検討している」と報じているが、第100回大会で「全国化」は実現するのだろうか。

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