箱根駅伝まで、1か月を切り、各大学はこれから調整期間に入って行く。
今季の大学三大駅伝の初戦である出雲駅伝は、東京国際大が優勝し、全日本大学駅伝は駒澤大がアンカー勝負で制した。出雲は3区から東京国際大の独走だったが、全日本は区間ごとに各大学の順位が入れ替わる激烈な駅伝になった。
次は、いよいよ箱根駅伝になるわけだが、優勝候補に挙げられているのが、駒澤大と青学大だ。駒澤大は全日本で鈴木芽吹(2年)と唐澤拓海(2年)2人のエースを欠くなかで優勝したことで、大砲の田澤廉(3年)と3本柱が揃えば二冠達成も容易に理解できる。では、青学大が優勝候補と言われる理由はどこにあるのか。