出雲路で見えた大学駅伝界の“勢力変化” 青学大、駒大、早大…有力校が勝てなかった「3つの理由」

 2年ぶりに開催された大学駅伝初戦の出雲駅伝。ダークホースと目されていた東京国際大が思わぬ圧勝を飾った。

 アンカーに“史上最強の留学生”の呼び声が高いイェゴン・ヴィンセント(3年)を擁する東京国際大に対して、優勝を狙うライバル校は、最終区までにいかに大きな貯金を作るかが鍵となっていた。しかし、常にレースの主導権を握っていたのは東京国際大だった。  1区の山谷昌也(3年)がトップと5秒差の区間3位と好スタートを切ると、3区の丹所健(3年)が混戦を抜け出し、独走状態に持ち込む。そして、アンカーのヴィンセントは、ビハインドを跳ね返すどころか、28秒もの貯金をもらって走り出すと、2位に1分57秒もの大差を付けてフィニッシュ。出雲駅伝で史上初の「初出場初優勝」を成し遂げた。

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