瀬古利彦氏 五輪やらせてって言っちゃいけない雰囲気 モスクワの二の舞いになるんじゃないか…独占インタビュー

 1984年ロス、88年ソウル五輪男子マラソン代表の瀬古利彦氏(64)=日本陸連ラソン強化戦略プロジェクトリーダー=が13日、都内でスポーツ報知の単独取材に応じ、コロナ禍で懐疑論が根強い今夏の東京五輪への思いを明かした。瀬古氏は東西冷戦によるボイコットで、金メダルが本命視された80年モスクワ五輪に参加できなかった。「走って負けたら悔いは残らないが、走らないで負けるのは悔いが残る。許されるなら五輪をやらせてあげたい」と、選手に心を寄せた。

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