五輪代表・新谷仁美が本当に伝えたいこと 女性の体と、自分自身の体験談

 歯に衣着せぬ、とはまさにこの人のことだ。

 昨年12月の日本選手権1万メートルで、実に18年ぶりとなる30分20秒44の日本新記録をたたき出し、東京五輪の出場を決めた。同年1月にはハーフマラソン日本記録も打ち立て、日本陸上競技連盟がその年最も顕著な活躍を見せた選手に送る「アスリート・オブ・ザ・イヤー」を受賞するなど、名実共に日本陸上界の「顔」と言うべき存在なのだが、むしろ伝えたいのは競技面とは別のこと。新谷仁美はそう語る。

2020.yahoo.co.jp