箱根駅伝は「どちらのナイキ厚底を選ぶか」が明暗を分けた? 10区で逆転、駒澤大に“ミス”がなかったワケ

 正月の箱根駅伝は駒大が最終10区で3分19秒差を大逆転。創価大の初優勝を阻んで、13年ぶり7回目の総合優勝に輝いた。区間賞を獲得した駒大・石川拓慎(3年)は「ナイキ ズームエックス ヴェイパーフライ ネクスト%」を着用してヒーローになった。一方、区間最下位に沈んだ創価大・小野寺勇樹(3年)は「ナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト%」を履いていた。両者ともナイキ厚底シューズを着用していたが、明暗がわかれたことになる。

 今回は往路・復路ともに向かい風に苦しめられたこともあり、前回のような記録ラッシュにはならなかった。そのためシューズはさほど注目されなかったが、その戦いは“シーズン2”に突入したと言ってもいいだろう。

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