第38回全国都道府県対抗女子駅伝競走は12日、たけびしスタジアム京都を発着点とする9区間42.195キロのコースで行われる。ともに前回の経験者を多数擁する京都と兵庫を中心とした優勝争いが予想される。
前回2位の京都は戦力が充実している。一山麻緒と安藤友香(ともにワコール)は東京五輪マラソン代表選考会のマラソングランドチャンピオンシップに出場。全国高校駅伝で7位に入った立命館宇治の選手ら実力者がそろう。
兵庫も各世代に穴のない布陣。1区に昨秋の世界選手権5000メートル代表の田中希実、2区に後藤夢(ともに豊田自動織機TC)を配する見通し。序盤で波に乗ると弾みがつきそうだ。
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