三代直樹「タフさと責任感が生んだ、無欲の快記録」

 1995年に渡辺康幸早稲田大学)が出した、箱根駅伝2区での1時間6分48秒という驚異的な区間記録。

 実は当人はレース後、こんなことを語っていた。

「本当に強い外国人留学生が走ったら別ですが、今の日本の学生レベルでは、1時間7分がせいぜいだと思います」

 そんな風に語っていた記録が、まさかこれほど早く塗り替えられるとは――誰もが予想していなかった。

 わずか4年後の'99年大会。

 あっさり記録更新を実現してみせたのが、順天堂大学4年の三代直樹だった。

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