五輪マラソン選考の黒歴史「高橋尚子落選」「自宅にカミソリ」「代表選考2勝で落選」「タイム最速が落選」etc.

 日本において、五輪マラソンの注目度は高い。だが世界トップと渡り合っていた黄金期は過ぎ、04年に野口みずきアテネ金メダル獲得以降、日本人は表彰台にすら届かないでいる。来年に迫った地元開催の五輪で、お家芸をなんとか復活させたい。「勝てる選手を選びたい」という主観要素の多い、これまでのあいまいな代表選考に終止符を打ち、打開策として生まれた試みが、今回のマラソングランドチャンピオンシップMGC)だった。

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