日本最速争いは混沌からサニブラウン”1強時代”へ突入するのか!?

日本選手権2日目のフィナーレを飾る男子100m決勝。豪雨に耐えた1万3000人の観衆は、わずか10秒で決着する日本人最速の座をかけた戦いに胸を躍らせていた。雨上がりのトラックに現れた8人のスプリンターが決戦のレーンに入る。静寂の後、大歓声に後押しされるように、ストライドをグイグイと伸ばしたのが日本記録保持者のサニブラウン・ハキーム(フロリダ大)だ。
  序盤は前日本記録保持者の桐生祥秀日本生命)が前に出るも、中盤からはサニブラウンがレースを支配した。圧倒的なスピードでライバルたちを引き離していく。フィニッシュラインに到達したときには、後続と1.5m近くの大差がついていた。

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