東京オリンピックまで2年となる24日、開幕に向けた動きが各地でスタートした。
大会期間中、選手と観客の猛暑対策を取材した。
青森市では、東日本大震災の被災地を通って、およそ1,600人がランニングと自転車で東京まで走りつなぐ、「未来(あした)への道 1000km縦断リレー」がスタートした。
また、24日限定で、東京スカイツリーでは、東京オリンピックの種目の一部を体験するブースが設置されていた。
東京五輪マラソンコース 川内&設楽のそっくり芸人が一足先に体験 注目ポイントは…
20年東京五輪までちょうど2年。準備は着々と進んでいる。5月末にマラソンコースが決定し、新設の競技施設も工事が進行中だ。川内優輝そっくり芸人、M高史(33)と設楽悠太にそっくりのアスリート芸人、ポップライン萩原(36)が、活躍が期待される2人に代わって一足先にマラソンコースや五輪施設を体験し、注目スポットを紹介する。
瀬古氏、東京五輪の暑さ対策は「言えないことをやっている」
日本陸連の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダー(62)が24日、NHK「内村五輪宣言!~TOKYO2020開幕2年前スペシャル~」(後7・30)に生出演。2020年東京五輪の暑さ対策について「言っちゃうとばれてしまうので内緒。言えないことをやっている」と自信を示した。
7月上旬、日本陸連のマラソン強化戦略プロジェクトリーダー、瀬古利彦さん(62)と東京五輪のマラソンコースを巡った。東京が迎える2度目の五輪のマラソンコースは、首都のランドマークを縫って走るこの42・195キロが舞台だ。
「コース自体は全体的に平坦(へいたん)で走りやすい」。そう話す瀬古さんは、勝負のポイントを2カ所あげた。33キロ付近の皇居二重橋の折り返し点、そして40キロ付近の新国立競技場につながる新宿区富久町にある「安保(あぼ)坂」だ。
そしてなによりも、安田監督が「多くの教え子の中でもずば抜けている」という心の強さ。1万メートルの日本選手権2連覇も大阪国際も逆転で制したことに、如実に表れている。
次戦に予定しているのは、高速コースとして知られる9月のベルリンマラソン。ダイハツの林清司監督(57)が十分目指せるとして設定した目標タイムは2時間19分台だ。それは、13年間破られていない2時間19分12秒の日本記録更新も視野に入れていることを意味する。