「楽しいですね。一緒に走るのがすごく楽しいです」
ケンブリッジ飛鳥は、満面の笑みを浮かべて、そう言った。
20日に行われたセイコーゴールデングランプリ大阪でのこと。4×100mリレーで山縣亮太、飯塚翔太、桐生祥秀、ケンブリッジのチームは、37秒85という好記録でブッチギリの1位で勝利した。この4人組では1年9カ月ぶりとなるレースだったが、中国、アメリカを抑え、日本Bチームとワンツーフィニッシュを見せた。
ケンブリッジの言葉は、日本チームの最大の強みだ。山縣も飯塚も桐生も「リレーは楽しい」と話している。