無観客試合で実施します
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ミズノは1日、新作のランニングシューズ「ウエーブデュエルネオ」をオンライン記者会見で発表した。ナイキをはじめとする厚底シューズがマラソン界を席巻する中、あえて従来と変わらない「薄底」で反転攻勢をかける。
日本陸連は6月30日、マラソンをはじめとするロードレースに特化した「ロードレース再開についてのガイダンス」を発表した。 新型コロナウイルスの影響を受け、日本陸連は競技会再開に向けたガイドラインを策定。すでにトラック&フィールドについてのガイダンスを6月11日に発表しており、今回はマラソンや駅伝といった「ロードレース」に特化したガイドラインとなる。
本連盟は、6月11日に公表した「陸上競技活動再開のガイダンス」策定に続き、マラソンをはじめとするロードレースに特化した「ロードレース再開についてのガイダンス」を策定いたしました。
本ガイダンスは、各大会主催者の大会開催可否及び各種マニュアル作成の検討材料として活用いただくことを目的に、「基本方針」と「チェックリスト」で構成しています。本ガイダンスの策定は、本連盟に設置した「日本陸上競技連盟新型コロナウイルス対策本部」が、「ロードレースガイダンス策定に係る有識者・関係団体連絡会議」を設け、大会関係者や有識者などからの意見集約を行って参りました。
今後も引き続きロードレース関係者への調査を継続的に行い、また社会状況や随時再開されるロードレースからの報告内容に応じて、随時ガイダンスの内容に改変を行って参ります。
新型コロナウイルスの影響で4月以降のレースが行われていないが、現役で5000mナンバーワンの記録を持つ日本人学生は、箱根駅伝に出場でき、高校長距離上位選手がこぞって進学する関東の選手ではない。三重県にある皇學館大学4年生の川瀬翔矢(近大高専)。彼は昨年、13分36秒93で走っている(※)。東海地区で川瀬が強くなれたのはどうしてなのか。簡単に答えが出るテーマではないが、その点を意識しながら川瀬の皇學館大での3シーズンを2回にわたり振り返る。
2019年11月。川瀬が見せた関東勢に引けを取らない快記録の連発は、駅伝ファンの記憶に残っていることだろう。
月頭(11月3日)の全日本大学駅伝は2区で区間11位だったが、2週間後(17日)の日体大長距離競技会5000mでは13分36秒93、翌週(23日)の八王子ロングディスタンス10000mでは28分26秒37をマークした。5000mは相澤晃(東洋大4年、現旭化成)の13分34秒94に次いで、日本人学生ではシーズン2番目のタイム。10000mは田澤廉(駒澤大2年、青森山田)、塩澤稀夕、浦野雄平(國學院大~富士通)、伊藤達彦(東京国際大~Honda)ら、学生のビッグネームたちと同レベルだった。
川瀬の2年次は、成績を見れば停滞期である。1500mは3分49秒35、5000mは14分04秒58、10000mは30分57秒67がシーズンベストで、前年の勢いがなくなっていた。夏前に左脚の腓骨を疲労骨折し、出雲駅伝後には臀部から背中にかけて痛みが出た。
1年次の反動が出た面はあっただろう。ポイント練習の距離的な負荷はそれほどかけなかったが、スピード練習の質は高校時代より上がっていた。何よりも試合では、高いレベルの走りを続けた。