世界陸上で見えた各国代表の暑さ対策 東京五輪への教訓とは? 海外識者が分析

 

 カタール・ドーハで行われた、陸上の世界選手権(9月27日〜10月6日)。連日にわたって気温40度に迫る過酷な暑さの中で開催されたマラソン競歩のロード種目は、今回の経験からどんなことを学ぶべきなのか。イタリア代表として出場した1976年モントリオール五輪の男子マラソンで8位に入賞し、現在はフリーランスの記者として活躍するフランコ・ファヴァさんと、2008年北京五輪イギリス代表で女子マラソン6位となり、日本にも計9年間滞在したマーラ・ヤマウチさんの2人の識者に話を聞き、前・後編の2回にわたってお伝えする。

 後編では、今大会では世界各国がどんな暑さ対策を行っていたのか。そして、今大会から来年の東京五輪が学ぶべきことについて語ってもらった。

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