良いタイムを出す陸上の短、長距離選手は「筋肉の質」が異なる 順天堂大が研究

 陸上競技短距離走では「硬く伸び縮みしにくい筋肉」を持つ選手が、長距離走では「軟らかく伸び縮みしやすい筋肉」を持つ選手がそれぞれ良いタイムを出す―。こうした興味深い研究成果を順天堂大学の研究グループがまとめた。これまで解明されていなかったスポーツ選手の筋肉の硬さや軟らかさといった「筋肉の質」と、「競技パフォーマンス」との関係を初めて明らかにした興味深い研究で、より適切なトレーニング法を考える上で参考になりそうだ。論文はこのほど米国のスポーツ医学会雑誌の電子版に掲載された。

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