ダイヤモンドリーグ ロンドン大会

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9秒台の小池に「暁の超特急」の夢、数字以上の価値

陸上男子短距離の小池祐貴(24=住友電工)が20日の追い風0・5メートルの決勝で日本歴代2位となる9秒98を出し、4位に入った。五輪メダリストら世界の強豪と走った中での、9秒台だけに価値は大きい。9秒98は五輪、世界選手権の準決勝突破ラインを上回る。日本勢男子100メートルでは、32年ロサンゼルス五輪の「暁の超特急」吉岡隆徳以来となる、世界大会決勝進出の夢を、現実味あるものとする走りだった。

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リレー侍、2位で五輪“当確” 歴代3番目37秒78

男子400メートルリレーで、多田修平(23)、小池祐貴(24)=ともに住友電工=、桐生祥秀(23)=日本生命=、白石黄良々(きらら、23)=セレスポ=の順で臨んだ日本は、16年リオ五輪決勝(37秒60)、同予選(37秒68)に次ぐ歴代3番目の好記録となる37秒78で2位。20年東京五輪の出場権獲得にも大きく近づいた。英国(ウジャ―ヒューズ―キルティ―ミッチェルブレーク)が、今季世界最高の37秒60で優勝した。男子200メートルで小池は20秒24(追い風0・9メートル)で4位だった。

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リレー侍を支えた“5人目の献身” ダイヤモンドリーグの快記録の裏に…

男子400メートルリレーで、16年リオ五輪銀メダルの日本は多田修平、小池祐貴(ともに住友電工)、桐生祥秀日本生命)、白石黄良々(セレスポ)の順で臨み、37秒78の好記録で2位。20年東京五輪出場に大きく前進した。 “5人目の献身”が、好タイムを支えた。5人のメンバーの中で、唯一補欠に回ったのが、銀メダルの16年リオ五輪でアンカーを務めたケンブリッジ飛鳥(26)=ナイキ=。

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【苅部俊二の目】ミス2つも先行き明るい

 多田君のスタートがとても良かった。最終的に英国に0秒18離されたが、ほとんど力差はないと見ていい。リレーの0秒1は、ミス1つで簡単に入れ替わってしまう差だ。日本は今回37秒台を出したものの、2つの失敗をしている。1、2走のバトンパスが詰まったのと、3走の桐生君がカーブで外にふくらむ走りになった。この2点を改善するだけでも、英国が出した日本記録タイの37秒60に迫る結果になっていたと思う。これだけの走りができれば、日本の先行きは明るい。

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小池祐貴の9秒98を青戸慎司氏が分析 速い脚の回転+200メートルで養ったスタミナ

ダイヤモンドリーグ第1日の男子100メートル決勝で、小池祐貴(24)=住友電工=が日本歴代2位タイとなる9秒98(追い風0・5メートル)の4位に入った。序盤から中盤まで優勝争いを演じ、自己記録を0秒06更新して日本勢史上3人目の9秒台突入。「ほぼ、会心のレースだった。これで4着なら、まだ実力が足りないということ。日本に帰って体を鍛えて(感覚と)すりあわせれば、もうひと伸びできる」と手応えをにじませた。