開催日 5月6日(月)
会場 大阪・ヤンマースタジアム長居
北口榛花やり投げ日本新 衝撃の一投50cm超更新
女子やり投げで、北口榛花(はるか、21=日大)が、衝撃的な一投で日本新記録の64メートル36をマークした。5投目で大きな放物線を描くと、従来の日本記録(海老原有希)63メートル80を50センチ以上もオーバー。今年の世界選手権ドーハ大会の参加標準記録61メートル50を楽々クリア。さらに20年東京五輪の参加標準記録64メートル00まで上回る会心の一投となった。
北口榛花、東京五輪へ弾みの日本新 鼻血が吉兆!?「いい意味でリラックスできた」
女子やり投げで、北口榛花(日大)が64メートル36の日本新記録で優勝。フィールド種目での20年東京五輪参加標準記録突破の第1号となった。
北口は5投目に日本新のビッグスロー。祈るように両手を胸の前で合わせ、記録が出ると跳びはねて喜んだ。「(64メートル台に)行って~、と思っていました。日本記録更新を目標に掲げてきて、今年こそはという思いがあった。うれしいのと、ホッとしたのと、今までの試合ではないような気持ち」と感慨に浸った。
山県亮太10秒21で優勝 対日本勢の無敗を継続
男子100メートル決勝で、18年アジア大会銅メダルの山県亮太(セイコー)が10秒21(追い風0・1メートル)で優勝。17年季から継続している日本人対決での無敗を継続した。