【東京マラソン・選手紹介(中)】今井正人(34) “放牧”で取り戻した
大迫傑はなぜ東京マラソンに参戦するのか? その理由を考察する
日本の男子マラソンが<加速>している。そのメインステージとなっているのが東京マラソンだ。昨年は設楽悠太(Honda)が14年ぶりに日本記録を更新する2時間6分11秒をマーク。井上大仁(MHPS)も2時間6分台で続くと、同一レースでは過去最多となる日本人9名がサブテン(2時間10分切り)を達成した。そして3月3日の第13回大会には、昨年10月のシカゴマラソンで設楽のタイムを塗り替えた日本記録保持者・大迫傑(ナイキ・オレゴン・プロジェクト)が参戦する。
瀬古 日本記録保持者・大迫に“愛の指令”
思わぬ「愛の指令」が飛び出た。日本陸連の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダー(62)が28日、東京・お台場で開催された東京マラソン(3月3日)のプレイベントに出席。今大会で期待がかかる日本記録保持者の大迫傑(27=ナイキ)に対して「実力ナンバーワンなのは分かっているから、あまり頑張る必要ないと思っている」と語った。
瀬古利彦氏「5、6人はいく」 新たなMGC出場権獲得者期待
日本陸連の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダーは28日、EXPO会場で取材に応じ、東京マラソンで新たにマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)出場権を獲得する男子選手について「5、6人はいくと思う」と期待を示した。候補として藤川拓也(中国電力)、一色恭志(GMO)、神野大地(セルソース)ら青学大OBの名前を挙げた。