[東京マラソン2019]有力選手紹介<1>大迫傑 27(ナイキ)…MGCへ「記録より勝負」

 東京マラソン2019(読売新聞社など共催)が3月3日に行われる。20年東京五輪代表を決める今年9月のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)へ、世界屈指の高速レースで進化を求める選手や、出場権獲得を狙う実力者を紹介する。

 17年春、ボストンで初マラソンを走った頃には、まだトラック種目で東京五輪に挑むプランも残っていた。だが、マラソンでの成功を重ね、その考えは消えた。「単純に、自分が戦えるフィールドはここかなと感じた。トラックでもできると思っていたが、より適性があるのがマラソンだった」

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有力選手紹介<2>木滑良 28(MHPS)…最後の2・195キロに自信

 前回の東京で2時間8分8秒。日本人3番手の7位に食い込んだ記録も見事だったが、最後の2・195キロを6分35秒で駆け抜けたスパートが注目を集めた。当時の日本記録2時間6分11秒で走った設楽悠太(ホンダ)を上回り、2時間5分台で優勝したディクソン・チュンバケニア)と並ぶ最速タイムだった。

 「ラストスパートは自信がある。この地点からであれば体力がもつと、何となく分かる」と言う。経験を積み重ねたベテランの勘がなせる業なのだろう。さらに自己記録を2分以上縮めたことで「世界を狙う意識が芽生えた」。2020年東京五輪を、目標として明確に描くようになった。

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有力選手紹介<3>中村匠吾 26(富士通)…スタミナ強化 6分台狙う

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