箱根駅伝の5つの「なぜ」に答える

「平成最後の箱根駅伝」――。この時期、書店に並ぶどの箱根駅伝ガイドブックを開いても、名コピーのように目に飛び込んでくる。

 箱根駅伝の開催は1920年大正9年)。時代が変わりゆく中で、学生たちが必死に襷をつなげる姿だけは変わらず、95回も続いてきた大会だと思うと、あらためて歴史の重みを感じ、“平成最後”という枕詞をつけたくなる気持ちにもなる。いまや平均視聴率は25%を超え、地区大会であることを忘れてしまうほど、ある意味“モンスター”的な存在の大会に。そんな正月早々のハレ舞台で戦う学生たちの“ドラマ”に魅了され、毎年沿道に足を運び、熱い声援を送ってきた熱狂的なファンは少なくない。一方で、毎年お雑煮を食べながら、何となくテレビに映る学生の力走をボーッと眺めていたという人もいるだろう。箱根に対する想いや熱量は人それぞれだが、いずれにしろ、今この記事を読んでいるあなたは、多かれ少なかれ箱根駅伝に関心があるはずだ。

 そこで、箱根初心者から上級者まで楽しめる企画として、「箱根のなぜ」をテーマに迫ってみることに。5歳の女の子が登場する某人気テレビ番組のようだが、「そういえばなんで?」という素朴な疑問から、最新の気になるトピックを紐解く疑問まで、「5つのなぜ」を用意し、5日間に渡って紹介する。間違っても叱らないので、一緒に考えてほしい。

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第1回 「青学が箱根で勝ち続ける本当の理由」 

第2回 「5区のランナーはどうやって選考するのか」 

第3回 「なぜ福島出身者は箱根駅伝で活躍するのか」 

第4回 「なぜ厚底シューズを履く箱根ランナーが急増したのか」 

第5回 「なぜ箱根ランナーに“アニオタ”が多い?」 12月29日(土)〜