【思ふことあり】背伸びをしてでも世界に挑む スポーツジャーナリスト・増田明美

 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)がスタートしたのは1993年。その16年も前にドイツのプロサッカーリーグ、ブンデスリーガの選手として活躍したのが奥寺康彦さんである。
 日本のアマチュア選手であった奥寺さんが、当時、世界最高峰といわれていたドイツのプロリーグに挑戦。25歳で結婚もしていたが、常にコミュニケーションが必要な競技。言葉の壁もあったことだろう。相当な覚悟が必要だったに違いない。

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