「生理が来なくなって一人前」の幻想 ――10代スポーツ女子をむしばむ月経周期異常

中高生ら10代のスポーツ女子(クラブ活動などでスポーツをする女性)に無月経や月経不順が広がっている。無月経になると、骨粗しょう症になって疲労骨折のリスクを高めたり、不妊につながったりする恐れがある。東京大学医学部附属病院の「女性アスリート外来」が公表した過去1年間の受診状況によると、外来を受診した女子選手のうち、14~19歳の75%、実に4人に3人が無月経か月経不順を抱えていた。スポーツは本来、心身ともに健康になるためのもの。それが逆に健康をむしばんでいるという実態が明らかになった。

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