インフル欠場の東大・近藤が新たに描く夢 文武両道ランナーの「陸上論」

【箱根への道】インフル欠場の東大・近藤が新たに描く夢 文武両道ランナーの「陸上論」(前編)

 第94回箱根駅伝(2、3日)で関東学生連合の1区として出場予定だった東大・近藤秀一(3年)は直前にインフルエンザを発症し、欠場した。その後、回復した近藤は、スポーツ報知のインタビューに応じ、トラブルの舞台裏や連合の編成が未定の次回大会への思いなどを語った。7区14位とブレーキした駒大・工藤有生(4年)と同じく長距離ランナー特有の「ぬけぬけ病」に悩まされていることを明かした上で対処法について言及。文武両道ランナーの「陸上論」に迫った。

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【箱根への道】インフル欠場の東大・近藤が新たに描く夢 文武両道ランナーの「陸上論」(後編)

 神奈川・箱根町と隣接する函南町で生まれ育った近藤は、小学生時代から箱根駅伝を沿道で応援していた。陸上を始めた時からの夢舞台だが、今は箱根より高い山を見据えている。

 「18年の最大の目標はMGC(マラソングランドチャンピオンシップ東京五輪代表選考会)出場権を獲得すること。次の東京マラソン(2月25日)一発で決めることは難しいが、12月の福岡国際や防府との合わせ技なら現実的な目標になる。8月の北海道マラソンの出場も検討してきたい」

 陸上を極めるため、深刻な問題と正面から向き合っている。今回の箱根駅伝では駒大7区の工藤が左足に力が入らない状態に陥り、蛇行するアクシデントが発生。長距離ランナーの間で「ぬけぬけ病」あるいは「抜ける」と呼ばれる症状がクローズアップされた。

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