青学大、東海大はなぜ負けたのか。駅伝は「ミス」の数が勝負を分ける。

 出雲の覇者・東海大と、箱根駅伝3連覇中で前回の全日本を制した青山学院大

 この2強の激突と予想した全日本大学駅伝だったが、雌伏の時を重ねて来た神奈川大が一気に両校を抜き去った。

 神奈川大は区間3位以内で走ったのは5区で区間賞を獲得した越川堅太と、アンカーの鈴木健吾(区間2位)のふたりだけで、他の6人は大きなミスをすることなく、着実に自分の走りに徹した。

 結果、まったくミスがなかった。それが神奈川大の勝因である。

 それに対して、青学大東海大にはミスが重なってしまった。

 

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