どこまでも異端児 川内優輝、ロンドン世界陸上で常識覆す“伝説”を

 昨年12月の福岡国際マラソンで日本人トップの快走を見せた“公務員ランナー”川内優輝(30=埼玉県庁)が8月にロンドンで開催される陸上世界選手権(ロンドン)マラソン代表に選ばれた。11年の韓国・大邱(テグ)大会、13年ロシア・モスクワ大会に続く3度目の出場で、今大会は日本代表としての集大成と位置づけている。過去2回は序盤のオーバーペースなどが響いてともに18位と惨敗。三度目の正直、そして日本代表として有終の美を飾るべく「今回は気候条件も年齢もピークにきたと思っている。(2020年)東京五輪を戦う若い選手に向けて戦い方を示したい。メダルを狙って頑張りたい」と並々ならぬ決意を示している。

 

m.sponichi.co.jp