神野大地はマラソンでも神なのか。五輪代表3人に勝利した異常な粘り。

 先頭のカルム・ホーキンス(イギリス)が優勝テープを切ってから間も無く、熾烈な2位争いをする集団がスタジアムに入ってきた。ケニアやエチオピアから来日した0.1秒を争う3人の精鋭だ。

 そのすぐ後ろ、ひときわ小さな神野大地(コニカミノルタ)が、必死の形相で集団を追いかけた。その神野の後方100m足らずで、2人のオリンピアンがもがく。両者共にリオ五輪代表、名実ともに日本のトップアスリートである。ほどなく、神野がストップウォッチのボタンを押しながらフィニッシュする。

 

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