競歩の軌跡とマラソンの凋落

<上>競歩のレベルを上げるためにマラソンの力を借りた

 リオ五輪日本選手団は41個のメダルを取った。50キロ競歩で日本初のメダルを獲得したのが荒井広宙(28)だ。レース終盤、カナダ選手を振り切り3位でゴール。直後の失格騒ぎなどもあって話題を集めた。競歩の発展に尽力した関係者はあまたいるが、元日本陸連選手強化委員長の澤木啓祐氏(72=順大特任教授)もそのひとり。国内競歩の軌跡と、それとは対照的に衰退している国内マラソンについて聞いた。


日刊ゲンダイ



<中>リオ五輪メダルでも競歩人口は簡単には増えません

 澤木氏インタビューの2回目は、競歩人口のこれからと、マラソンとの違いについて聞いた。



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