なぜ日本男子マラソンは低迷を続けるのか。東京五輪へ再建策は

 リオ五輪の最終日を飾る男子マラソン。「入賞」を目指した日本勢の戦いは想像以上に厳しかった。5kmを15分31秒という落ち着いた入りも、左アキレス腱痛に苦しんだ北島寿典(安川電機)が、3km手前で遅れる。給水時などにペースが上がったものの、スローな展開は変わらず、中間点の通過は1時間5分55秒だった。ここから徐々にペースが上がると、石川末広(Honda)が苦しくなり、27km過ぎで佐々木悟(旭化成)もトップ集団から引き離された。

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