箱根ランナー「あぜん」のギリギリ繰り上がり五輪決定

 日本オリンピック委員会(JOC)は3日、リオデジャネイロ五輪上代表に男子3000メートル障害の塩尻和也(19)=順大2年=を追加したと発表した。国際陸連が定めた五輪参加標準記録(8分30秒00)を突破できなかったが、他国に出場辞退者が出たため、繰り上がりで自己ベストの比較で持ちタイムの速い塩尻の出場が可能となった。塩尻は今年の箱根駅伝で1年生ながら花の2区で5位と健闘。2008年の北京五輪5000メートル、1万メートルに出場した早大の竹沢健介(現・住友電工)以来、8年ぶりの現役箱根駅伝ランナーの五輪代表となった。

スポーツ報知