栄光と苦悩、最後は万感=負けん気の強さで頂点に

 野口みずきが引退を決意した。初マラソンから14年。力強く地面を蹴り、身長150センチの体をグイグイと前に押し出すストライド走法で、世界の頂点まで駆け上がった。
 しかしマラソン人生の後半は故障の繰り返し。栄光と苦悩を経験し、3月のラストランでは沿道の大歓声に感激した。「花道のよう。最高の42.195キロだった」。万感の思いを口にした。

時事通信


産経ニュース
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