東京マラソンと箱根で証明!青学メンタル育成術

青学旋風を起こす元“2流”選手の超一流指導法

箱根駅伝を連覇した青山学院大学の原晋監督。2月28日には、リオ五輪の代表選考会を兼ねた東京マラソンでも、青山学院大学の下田裕太選手(2年生)が十代の日本最高記録を更新して日本人2位に入賞した。続く3位には一色恭志選手(3年生)が入り、原監督率いるフレッシュグリーンの一団が陸上界に新風を巻き起こしている。「わくわく大作戦」など一見「チャラい」キャッチフレーズを掲げて若者の心をつかみ、確実な結果を出す理由はどこにあるかを、箱根駅伝で勝利した直後に聞いた。

青山学院大学陸上競技部監督 原晋氏に聞く(日経ビジネス前編



30年以上続いた不振の時代から、青学陸上競技部を再生した原監督。そこには、営業マンとして企業に勤めた経験をもとにして、原監督が確立した新しい選手の育成方法があった。どうすれば、イマドキの若者をやる気にさせ、組織を元気にできるのか。箱根駅伝の優勝直後に取材したノウハウを、5つのポイントに整理して紹介する

青山学院大学陸上競技部監督 原晋氏に聞く(日経ビジネス後編