高校駅伝アベックV世羅、強さの秘密 好循環を生む“目標”の存在

4日間連続の 高校駅伝ネタ

 高校生ランナーのたすきには今年もドラマが詰まっていた。12月20日に京都市で行われた男子第66回・女子第27回全国高校駅伝競走大会。男女とも前回優勝校の2連覇か、躍進チームの初優勝か――が焦点だった。そんななか最高の輝きを放ったのは世羅高(広島)。先に行われた女子が1時間7分37秒で初優勝を飾ると、男子は2時間1分18秒の大会新記録、それどころか高校国内国際最高記録(留学生を含むチーム編成での高校記録)をも更新して、単独最多9度目の栄冠。22年ぶり2校目の男女アベックVを達成した。

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