“走ること”が身近にあった女子マラソン前田。母・淳子さんが語る娘の成長とメンタル

最終日(8月30日)の女子マラソンに出場する前田彩里(ダイハツ)は、生まれたときからランニングが身近にあった。父親の節夫さん(故人)が実業団長距離チームのスタッフで、母親の淳子さんは市民ランナーという家庭で育ったのだ。
だが、両親が走ることを強制したことはなかった。短距離のサニブラウン(城西大城西高)にも共通することだが、子供が気がついたら陸上競技に気持ちが向く、という環境だった。

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