女子の出場制限規定を暫定停止=性別解釈めぐり仲裁裁判所

 スポーツ仲裁裁判所(CAS)は27日、先天的に過剰な男性ホルモンを有する陸上女子選手の出場資格を制限した国際陸連の規定を暫定的に停止する裁定を下したと発表した。
 短距離選手のデュティ・チャンド(インド)がこの規定に抵触して昨年の英連邦大会を出場停止となり、処分撤回を求めてCASに提訴していた。今回の裁定によって、チャンドの競技会出場に道が開ける。


本文記事