ついにブーム終焉?東京マラソンの「功罪」

2月22日に東京マラソンが開催された。今回で9回目を迎えたこともあり、新宿、銀座、浅草などを駆け抜けるシーンはもちろん、大会中の交通規制なども、東京人にとってはもうおなじみだ。約3万5000人がTOKYOを駆け抜けるビッグレースに、今回は30万5734人が応募。抽選倍率は過去最高の10.7倍(フルマラソンの部)だった。

毎年のように抽選倍率がニュースになり、レース当日の様子もテレビで生中継される。東京マラソンが世に与える影響は大きい。話題となった「公務員ランナー」や「無職ランナー」も東京マラソンから登場した。そして、日本のランニングブームを牽引したのも東京マラソンだろう。

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