【箱根への道】現れるか3代目山の神

5区の距離が2・5キロ延長された2006年82回大会以降、区間賞を獲得したチームは全て往路優勝をもぎ取り、さらに6チームが総合優勝を果たしている。23・2キロの最長区間は、文字通り箱根駅伝の“山場”。順大の今井正人(現トヨタ自動車九州)、東洋大柏原竜二(現富士通)に次ぐ「3代目山の神」は現れるか。91回大会の注目選手を特集する。

◆山本修平(早大4年)
◆馬場翔大(駒大3年)
◆宮上翔太(東海大3年)
◆小町昌矢(日体大1年)
◆吉村大輝(流通経大4年)
 注目の5選手以外も当然、全員がチームの大きな期待を背負う。前回、5区を除く9区間区間10位の平均タイムは約1時間5分30秒。対して5区10位は1時間21分51秒。単純計算で他の区間より約25%も長く走る。ごぼう抜きするヒーローがいれば、当然、抜かれる選手もいる。今回も、箱根の山は険しく、厳しい。


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