千葉国際駅伝

青木半治杯2010国際千葉駅伝」が23日、10カ国12チームが参加して行われ、日本学生選抜が日本やケニアなどの代表チームを破り初優勝の快挙を成し遂げた。ケニアが2位に入り、連覇を狙った日本は3位に終わった。

 学生選抜は1区、2区は3位でタスキリレー。3区で矢澤曜(早稲田大学)が区間賞の走りを見せ2位の日本と7秒差に迫った。続く4区で西原加純(佛教大学)が日本の稲富友香(ワコール)を抜き2位に浮上、さらに折り返し地点でケニアのビヤキがコースを間違えた際にトップに浮上した。

 5区では平賀翔太(早稲田大学)が日本の宇賀地強(コニカミノルタ)の激走でトップに並ばれ、勝負はアンカー対決に。最終6区は学生選抜、日本、ケニアの三つ巴となったが、5キロ過ぎに学生選抜の田中華絵(立命館大学)がトップに踊り出ると、そのまま逃げ切って初優勝の快挙を成し遂げた。